氷河期男の咆哮

ロストジェネレーションサラリーマンがお送りする育児、書評、時事情報です。

ノンフィクション

【書評】戦争にチャンスを与えよ

220P 著者 エドワード・ルトワック 読みやすさ ★★★★★ なんとも挑戦的なタイトルです。それだけでもう読んでみたくなりますよね。ひとつ先に申し上げておくと、本書は戦争を全肯定したり礼賛するような内容ではありません。主に軍事的戦略の観点から捉えた戦…

【書評】小泉進次郎と福田達夫

287P 著者 田崎史郎 読みやすさ ★★★★★ 小泉進次郎という男はどのような男なのか?小泉純一郎元首相の息子でイケメンで人気抜群。僕の手持ちの情報はそれだけでした。少なからぬ人が同じような印象を持っているのではないでしょうか。 本書は進次郎だけではな…

【書評】CHAVS(チャヴ) 弱者を敵視する社会

392P 著者 ジョージ・オーウェル 読みやすさ ★★★ 「チャヴ」とは下流階級労働者を侮辱する言葉。本書は本国イギリスでは14万部のベストセラーとなり、世界各国に翻訳されています。 原題で出版された時期は2011年。なぜ6年も経った2017年に邦訳されたかとい…

【書評】SHOE DOG

560P フィル・ナイト 読みやすさ ★★★★ ナイキの創業者フィル・ナイト氏の自伝。 今でこそ世界一のスポーツブランドですが1980年から1990にかけてスポーツ少年だった僕の時代にはナイキはマイナーブランドでした。 天才キーパー若林君もゴリゴリのアディダス…

【書評】師弟

226P 著者 野村克也、宮本慎也 読みやすさ ★★★★★ もうすぐ2018年のプロ野球ペナントレースが開幕します。本書は、昨年96敗という絶望的としか言えない成績だったヤクルトスワローズの元監督ノムさんと、ヘッドコーチに就任して鬼軍曹ぶりが連日取り上げられ…

【書評】潔白

262P 著者 青木俊 読みやすさ ★★★★★ もし刑を執行してしまった死刑囚が冤罪だったら?そんなif物語を死刑囚の娘と検事、2人の視点から描いています。ミスを隠蔽し問題の発覚を阻止しようとする国家を正義の弁護士と共に打ち破ろうという物語は珍しくはありま…

【書評】子どもの脳を傷つける親たち

224P 著者 友田明美 読みやすさ ★★★★ 虐待のニュースを聞くと本当にイヤな気持ちになります。子どもの数は減っているというのに、その種の事件はしょっちゅうどこかで起こっています。表出するものだけでもそうなので、目に見えない虐待はもっとあるというこ…

【書評】明治維新という過ち-日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト

416P 著者 原田伊織 読みやすさ ★★★★ 司馬史観ということばがあるように、幕末の動乱から明治維新にかけての日本人の認識は著しく司馬遼太郎の影響を受けています。僕も初めて通読した小説が「龍馬がゆく」というわかりやすい司馬ファンです。 大河ドラマや…

【書評】女系図でみる驚きの日本史

223P 著者 大塚ひかり 読みやすさ ★★★ 女系図といわれてピンとくるのは僕が競馬ファンだから。「牝系」という概念は競馬界では常識ですが、人間社会は男系を重んじる社会です。 「お家断絶」ということばがありますが、これは直系の男子がいなくなった時のこ…

【書評】暴かれた伊達政宗「幕府転覆計画」-ヴァティカン機密文書館資料による結論-

176P 著者 大泉光一 読みやすさ ★★★ 伊達政宗といえば戦国武将の中でも5指に入るであろう人気武将。ゲームでも率先して使用されるキャラではないでしょうか。 「あと10年生まれるのが早ければ天下を望めた。」そう言われる正宗が実は江戸の始まりに虎視眈々…

【書評】富山市議はなぜ14人も辞めたのか~政務活動費の闇を追う~

208P 著者 チューリップテレビ取材班 読みやすさ ★★★★★ 2016年、富山市議が14人も辞職したというニュースを覚えている人も多いんじゃないでしょうか。その件を発覚から顛末までまとめたものが本書。著者にあたる「チューリップテレビ」というのは富山市にあ…

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